第65回日本伝統工芸展へ the 65th Japan Traditional Kogei Exhibition
現在、日本橋三越で開催中の第65回日本伝統工芸展へ行ってきました。
今年で、もう65回目なんですねー!
染織に留まらず陶芸や金工、漆芸など、現在各ジャンルで活躍する工芸士の方々の作品が列挙されています。今年、染織の部門では小倉淳史さんが文部化学大臣賞を受賞されました。
こちらがその受賞作品。
⇒「絞り染訪問着「緑影の迹」(しぼりぞめほうもんぎ「ろくえいのあと」)
今回拝見していて、気になったのはこちら。
■甲田綏郎(こうだよしお) 精好仙台平袴地「慶福」
羽生弓弦君の国民栄誉賞受賞時に着用された袴の送り主である甲田綏郎(こうだよしお)さんの作品。触ってみたかった!
■小宮康正(こみややすまさ) 江戸小紋羽尺駒絽両面染「両子持ち立涌」
今年、人間国宝になられた江戸小紋師の小宮康正さんの作品。美しい駒絽の江戸小紋。私の好きなグリーンで、素敵だった。こちらもまた触ってみたかったー。
江戸小紋は、今年亡くなった藍田正雄さんに師事した作家陣の作品もありました。菊池宏美さん、藍田愛郎さん。また、小宮家では亡くなった小宮康孝さんの作品も。康正さんの息子さんの小宮康義さんの作品も並びました。
■築城則子(ついきのりこ) 小倉縞木綿帯「合」
小倉織は、例年出品する作家さんが増えているような気がしますが、やはり、ダントツに築城さんの作品が好きです。色が違う!色の緻密な組み合せが美し過ぎます。このヌードカラーのグラデーションが何とも美しかった。
伝統工芸展を後にして、デパ地下に直行!私の大好物の栗の季節到来。栗ものを色々ゲットしました。そのうちの一つ。
岐阜の名菓、寿や。栗きんとんです。
帰り道、地下鉄のコンコースにも大きな看板が。
日本伝統工芸展は、10月1日(月)までですので、ぜひ、足を運んでみて下さいね。
あこや
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