神無月の京都旅⑨~細尾~


今回の旅の最後の行き先は、西陣織の問屋の「細尾」さんです。


問屋さんは、なかなか私たちは馴染みがないと思いますが、細尾さんは近年西陣織の技術を活用して、「HOSOO テキスタイル」という生地の開発をされていて、ラグジュアリーブランドの店内の壁やソファに導入されたり、ホテルのインテリアとして採用されたりと、新たな活動を積極的に行っています。

そんな細尾さんが室町の本社にギャラリースペースを設け、テキスタイル中心の商品を一般にも発売する場所を作られ、そこでお話を伺えるという機会でした。


右側にいらっしゃるのが、細尾真孝さん。細尾さんの社長さんです。
現在の取り組みについて色々お話しくださいました。左側にあるソファ生地ももちろん細尾さんのテキスタイルです。(見えにくいですがw)


たくさんの生地見本を手に取って説明してくださる細尾社長。
様々な表情を持つテキスタイルは、箔、漆など西陣織の伝統的な技術を用いて製作されています。

きもの好きの私としては、帯の技術を投入したテキスタイルなんて、普段の生活に利用できるような耐久性や導入検討に値する価格帯になるものなのかしら??と半信半疑でしたが、案外、私たちが出入りしているようなお店やホテルで細尾さんのテキスタイルに実は触れているかもしれませんね!


こうしたテーブルセッティングも展示されていますが、この椅子のテキスタイルやランチョンマットもそうですね。カーテンやクッションカバー、スリッパなど様々な小物も展示・販売されていましたよ。ラグジュアリ~。

意欲的に若い経営者が新しいことに取り組まれている動きが京都は活発な気がします。ぜひ西陣を盛り上げていただきたいですね。引き続き着物や帯もぜひ頑張っていただきたいです!

さて、充実の京都旅旅行記もこれにて終了です。
長々とお付き合いいただきありがとうございました~♪


あこや

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