奄美大島への旅〜本場大島紬探訪〜 その③ A trip to Amami Oshima

夢おりの郷へ

ランチが終わって向かったのが、龍郷町にあります夢おりの郷です。こちらは、ガイドをして下さる南さんファミリーが経営する施設で、大島紬に関する様々なアクティビティが体験出来る施設です。

とても立派な施設で広く、沢山の機織りもおいてありました。こんなにいっぱいどうするのだろう、と思っていましたら、織り子さんの中には自宅では織らず、ここに織りに来る人がいたり、一般向けの織り体験もここで出来るんだそうです。

手前の機に龍郷柄の経糸が張ってあるのが見えますね。

さて、施設内で「本場大島紬大学」の開講です。

こんな看板まであって、沢山のお客様を日々迎えている事が伺えますね。慣れてる!(笑)テキストも配布されて、南さんが全国各地で移動式でお話しされたりしているそうです。

こちらに写っている皆様は、一番右からガイドをして下さってる南さん、そのお隣が奥様の愛子さん。愛子さんもまた伝統工芸士です。そのお隣の背が大きい男性は、息子さんの南晋吾さん。晋吾さんが現在この夢おりの郷の社長さんです。そしてその前に立ってらっしゃるのが、お嬢さんの南かおりさんです。

家族総出で「いもーれー(ようこそ)」と歓待してくださいました。2泊3日のお勉強旅のスタートです。

 

泥染体験!

当初、本場大島紬についてのレクチャーをまず受けるはずだったのですが、翌日に控えていた泥染体験が天候不順で実施が厳しそうだという事で、到着早々に泥染め体験をさせて頂く事になりました。今回、泥染はやってみたかった事のひとつ。

社長自らレクチャー。

今回染めるのはストール。白生地が配られました。私は14番。

この白生地を輪ゴムや自転車のチューブを使って好きな様に絞っていきます。絞ったところが染まらない事で模様を作ります。

今回の旅でご一緒したみきさん、社長から絞り方を伝授されています。

さあ、こんな風に適当に(笑)絞りまくってみました。この自転車チューブで巻くのがなかなか難しくて、結構力も必要です。

この布を、泥染の工程にかけていきますー!

 

つづく。

 

あこや

 

 

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