ちょっと足袋を買いに。銀座むさしや A Tabi maison Musashiya in Ginza
新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の昼の部と夜の部の合間が2時間くらいあったので、前から行ってみたかった銀座にある足袋屋「むさしや」さんへ行ってきました。
場所は、ちょうど歌舞伎座裏の新富町あたり。雑誌社のマガジンハウスさんの近くです。お店のHPがないので、最後に住所等記載しておきますね。
以前は、銀座4丁目にかなり趣のある店構えで営業していらしたむさしやさん。当時は、お店の人が厳しいとか入りにくいとかそんな噂もあったりして私も伺う勇気がなかったんですがw(きっとそんなことは全然なかったんでしょうけれど)、こちらに移られてからお店もすっかり綺麗になって、やっと伺うことが出来ました。とっても素敵な店主ご夫妻が迎えて下さいました。
むさしやさんは、もちろん足型をとっての足袋のお誂えもやって下さるのですが、既製品のラインナップが素晴らしいことで有名。わざわざ誂える必要がないほど、様々な足の特徴を捉えた足袋を用意されています。
私は以前から市販の足袋で自分の足にあったものがなかなかなかったので、京都で自分の足型にあった足袋を誂えているのですが、そちらが非常に人気なのと職人さんが一つ一つ手作りなので、追加オーダーも結構待つのです。
⇒植田貞之助商店で足袋のお誂え
ですが、そんな私の御御足でもわざわざ誂えないでもいけるかも!?と思い立ち、伺いました。
私の足の特徴としては、足の幅が細いのと、人差し指が親指よりかなり長いのです。大概の市販の既製品では足袋がブカブカ。足袋って足にフィットしていないと、草履を履いている時に摺れて特に鼻緒のあたりが痛くなるんです。あれは、草履の鼻緒がきついから痛くなっているとは限らない。足袋が足にフィットしていなくて、痛くなっている場合も非常に多いのです。
足袋なんて、なんでもいいでしょ?と思うなかれ。足にぴったりと吸い付く様なシルエットの足袋こそ美しく、足を守ってくれます。
さて、サンプルを履かせて頂いてフィット感に驚き!極細(四つ足)というタイプで一度洗濯(水通し)したサンプルです。これなら、わざわざ誂えなくても問題ないかな、と思えるレベル!シルエットも綺麗ですよね!
お店の方からお手入れについても色々アドバイスを頂きました。
ついつい汚れてくると、漂白剤を使いたくなりますが、昔ながらのキャラコ地(足袋で使用する木綿生地)は青の染料が使われているので、漂白剤を使用すると黄変する可能性があるそうです。なので、昔ながらの固形石鹸で汚れを落として、漂白剤を入れないで洗濯機で洗うのが良いそうですよ。
コハゼの枚数は選ぶことが出来ます。私は五枚コハゼがお気に入りなので、極細の五枚コハゼタイプを在庫がある分頂いてきました。
そして、コハゼに名前も入れて下さるというので、「あこや」と入れて頂きました〜。
るるるーん♪
新年は、新しい足袋で迎えたいと思います♪
★銀座むさしや★
住所:〒104-0061
東京都中央区銀座2丁目13−12
電話:03-3541-7718
あこや
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