新しい足袋~植田貞之助商店~ a new tabi!


先日お願いしていた愛用の足袋がどっさり届きました。


私は、以前から京都の植田貞之助商店さんで足袋を誂えているのですが、久しぶりの追加注文。


久しぶりにお電話したら、足袋を作っていらっしゃる職人の植田勝也さんがお出になり、
「私ももう80過ぎましてね」
とおっしゃって、びっくり!80過ぎて、いまだ現役の職人さん!すごい!お声もお元気そうでよかった!

ただ、おひとりで作業されていることと、年齢のこともあって、2年前から新規注文(新規のお誂え)はやめられたんだとか。。。残念ですね。

※以前、お誂えをお願いした記事はこちらです。私のあらわな足がみっともないですが、足袋のお誂えにご興味ある方はぜひ!(植田さんは新規は受付けていませんが、東京にも足袋のお誂えをしてくださるお店はあります!)


足袋まで誂えなくても、という気が今はしていたりもしますが、一度自分の足型に合った足袋をはいてしまうと、やはり既製品がはけなくなってしまうものですね。

もちろん既製品にもいいものがたくさんあって、それでも十分という考え方もあります。ただ、私は足の幅が細身で指の長さもあって、なかなか既製品でフィットするものがないのです。色々試してはいるものの、やっぱり足が痛くなってしまうんですね。

とりあえず、今は植田さんの足袋がパーフェクトにフィットしているので、継続して使わせていただいています。足袋も消耗品です。植田さんがお仕事辞めてしまう日が怖いのですが、それもいつかは受け入れなければいけないことなのでしょうか。


やはり、植田さんの足袋は作りがしっかりしているんですよね。
一般的に足袋の生地は、キャラコといわれる木綿地なのですが、このキャラコもピンキリで、好みもあると思いますが、足の形に吸い付くようにピタッとフィットして足をガードしてくれる役割を果たしてくれるものが良いです。


仕事が丁寧。

きものの足元は、案外ないがしろにされがちで、足袋は何でもいいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、足袋が足にピタッとフィットした足元の美しさは、見比べれば一目瞭然です。

たかが足袋と思うなかれ!でございます~。


大切にはかせていただきます!



あこや

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