足袋を洗う How to wash your Tabi
年末年始、おきものが大活躍だった、という皆さま。きものを脱いだ後の諸々チェック。食べ物のシミはないか〜、どこかに引っ掛けてないか〜。そして、洗える肌着などはすぐにお洗濯へ。
その中で、今日は、案外頑固な汚れが目立つ「足袋」について。
真っ白い足袋って、とっても清々しい気持ちになりますよね。新年は新しい足袋で身なりを整える方が多いと思いますが、この足袋、一度履いただけで足裏の部分が結構汚れるんですね。そしてそれが割と落ちにくい。。。
足袋を綺麗に保つためには、日々のお洗濯できちんと汚れを落としておく事が重要かと思います。私はいつも、足袋を脱いだらすぐ手荒いします。
外出した時のチリやホコリ、汚れがついているのはもちろんですが、皮脂汚れというのでしょうか、ここが案外取れない。なので、脱いだらすぐ!汚れを落としに掛かります。
まずは、ぬるま湯でさっと足袋全体を湿らせ、足裏を中心に固形石鹸をこすりつけます。結構汚れてますよね〜w(恥ずかしい〜)
普通の固形石鹸でオッケー。そのあと、この足袋洗濯専用ブラシで汚れた部分を浮き上がらせるようにゴシゴシしていきます。
このブラシ、洛風林の堀江麗子社長にいただいたのですが、とっても汚れが落ちるので気に入っています。京都の三条にあるお店に売ってるみたい。(曖昧な情報ですみません)
そして、ぬるま湯でよくすすぎます。そうすると、気になっていた汚れはこの段階で結構落ちます。この後、私は漂白剤を薄く足裏に直塗り。(普通の洗濯用の洗剤を直塗りでもいいと思います)直塗り後、ネットに入れて、洗濯機の中へ!他の洗濯物と一緒に洗うだけです。
綺麗になりました〜。
そしてお洗濯後、干す時、ここが重要です。
私の足袋は、京都で足型を取って誂えてもらっている足袋なので、自分の足にぴったり隙間もないほどの形状をしています。よって、洗濯後は当然縮んでいるので、このまま干したら縮んだままになりますから、履く事が出来ません。なので、干す時は、足底を斜めにパンパンと何度か引っぱります。そして全体のシワを取り、親指を二枚合わせて干します。
親指を上にして吊るして干すのがポイントです。
干す前のひと手間で基本的にアイロンもいらず、次回履く時もすっと履けて真っ白い足袋を履く事が出来ます。皆さんは、どんなお洗濯していましたか?お役に立てば幸いです。
あこや
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