ボンジュールきもの

今月は、私の大好きな可愛い従姉妹の結婚式が控えています。

結婚式には、家族の女性陣が全員きものを着る事になり、まだ日があるのですが、お正月の少し時間がある時に色々チェックしました。

黒留

まずは何年も着ていないということだったので、たとう紙から取り出しハンガーにかけて、汚れ等がないかの確認。長襦袢の寸法が着物と合っているのかどうかも要チェックです。

また、半衿の状態を確認します。経年変化で色が変わっていたりする場合があったり、洗いに出して衿芯がフニャフニャになったまま、という事がありますから、その場合は衿芯ごと付け替えます。

黒留に合わせる帯もチェック。時代や気分に合わせてコーディネートを見直す事も大事ですよね。ただ、大概、黒留くらいのハレの着物になると、だいたい帯も合わせて購入されている方がほとんどかもしれません。

小物類も重要。末広、白に金の帯揚げ帯締め。草履やバッグも。黒留に合わせて相応しいものが揃っているか。足袋は真っ白のものが好ましいですよね。

振袖

振袖も黒留と同様、久々ならばハンガーにかけて汚れがないかまずはチェック。寸法がぴったりあった長襦袢かどうかも合わせて確認です。久しぶりに手にする振袖は、その豪華さにうっとりしてしまいます。その美しさを最大限にするために、こちらも帯や伊達衿などの小物コーディネートをじっくりと。

半衿がひどい事になっていたので、衿芯から外しました。衿芯と半衿を付け替えます。毛布にくるまってテレビを見ながら。ちょうど松本幸四郎さんと市川染五郎さんの襲名番組がやっていたので、だいぶ手が止まってしまいました。（笑）本来はきちんと作業台でやるべきことですが、、、。

それにしても、新･染五郎さんは中学1年生ながらハンサムで色気があって、将来が楽しみですねー！本当に血筋ってすごいな～！

※歌舞伎人から拝借。義経姿がなんと凛々しい。紫がお似合いです。

ちょっと脱線しましたが、準備で案外見落としがちなのが、草履。振袖が久々な場合は特に振袖用の高さのある草履がない！なんて当日の朝慌てる事もありますから、後回しになりがちな草履やバッグは要注意ですね。振袖は、とにかく華やかに。

今から当日が楽しみです♪

あこや