西武百貨店 高輪会•千種会 へ行って来ました enjoyed a big event Takanawa-Kai & Chigusa-kai

先日、日本画家の森田りえ子先生にお誘いいただき、西武百貨店の高輪会・千種会に伺いました。

西武百貨店の高輪会はお得意さまを集めた外商会で、全国の西武百貨店グループの顧客が東京にいらっしゃると言う大規模なイベントです。

会場になる高輪プリンスでは、宝飾品のお部屋、美術品・絵画のお部屋、ライフスタイルの部屋という具合に、豪華な商品や作品がずらりっ!

そして森田りえ子先生の作品が展示されているお部屋があり、素晴らしい新作の数々を拝見してきました。

一緒に伺った妹と3人でパチリ。

以前、このブログでも書きましたが、私の妹はりえ子先生の絵のモデルをさせていただいたことがあって、そんな幸せなご縁で今日もお声掛けをいただきました。

いつも美しいりえ子先生ですが、この日もシャーベットカラーのオレンジ色のスーツに華やかなスカーフが映える装い。今日も美しくて眩しかった!

先生の新作は感動モノ!パワーと美しさとオーラを持つすごい作品です。お花の絵が主ですが、その色の美しさといったら!

お買い求めになるお客様が羨ましいです!
さて、高輪会と同時に開催されているのが千種会。こちらは、呉服の会です。

千藤さん、洛風林さん、千總さんなどなど、様々な着物や帯が並んでいました。洛風林の堀江麗子社長にもお会いできました❤️

今回は企画展として、城間栄順さんの作品を中心に沖縄染織が展示されており、紅型の型紙彫りの実演等もありました。

こちらは、栄順さんのお父様である栄喜さんが戦後すぐに製作したというメリケン粉を入れる袋で作った沖縄の舞踊衣装。

絹が手に入らない時代の必死な工夫を物語る作品で、普段は美術館に展示されているものだそうです。

こちらは紅型の型紙。

紅型では、1人の職人さんが型紙を掘るのも紗張りをするのも染めるのも全て1人で行うのだそうです。つまり分業ではないんですね。

1回目の糊伏せをして型染めをした状態の生地がこちら。染めの工程を詳しく説明いただきました。

そして、実演コーナーで発見してテンションが上がったのがこの二つ。

コチニールという染料(上)とルクジューという型紙を彫る時の下敷きにする台です。

コチニールは赤を染める染料で紅型には欠かせません。これ何だかわかりますか?実は虫なんです。これを水でふやかして使います。そして、ルクジューは、なんと!島豆腐を乾燥させたものなんです。これも生で初めて見ました!感激。触るとカチカチです。匂いも少し独特(笑)

こちらは型紙を彫る刀。それぞれ職人さんが自作をするのですが、ソーキそばを食べるお箸の先に刃物をつけて作るのだそうです。

そして手前の筆は染料をぼかすための筆です。この筆の毛の部分、なんと人毛なんです!15歳までの女の子の髪の毛を使うのだそうです。

沖縄の伝統的な民族衣装を着ている女性を思い浮かべると、非常に長い黒髪を不思議な形に束ねていますよね。昔は、沖縄の女性の長くのばした髪の毛を初めて切ったものを、こうした筆にして使ったのだそうです。

お声がけいただいた展示会で、意外にもいろいろ勉強させていただきハッピー!

りえ子先生にも久しぶりにお会いでき、たくさんの着物や素敵な帯を拝見できて幸せな時間でした❤️

 

あこや

 

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