カタコトの会へ行って来ました ~その①~ Vist Katakoto-no-kai in Asakusa

浅草の東京松屋さんのショールームで開催されていた、カタコトの会〜型彫り、型染め、カタヤブリ〜展へ行ってきました。

午前中に青山でお稽古がありましたので、表参道から銀座線に乗って稲荷町まで。

陽射しが強いカラッとした天気、よい気持ちの一日でした。

さて、大変モダンな建物の4Fに位置するギャラリースペースがその会場でした。

この展示会は、型彫り、型染めに従事する職人の皆さんが5年ほど前から広く自分たちのことを知ってもらい、伝統工芸の存続には様々な人たちの努力や理解サポートが必要だということをアピールする意味合いも込めて検討されていて、ついに今年第1回目を実施できたのだそうです。

今回の展示は、毎日日替わりで作家の皆さんや職人の皆さんによるトークショーがあり、ここがそのスペース。畳敷きでとっても清々しかったです。この日は、長板中形の松原伸生さんのトークショーがあるということで伺いました。

展示会場には、様々な型彫、型染にまつわる作品が展示されていました。

こちらは、江戸小紋師の藍田正雄さんの作品。
江戸小紋の訪問着で深山染めです。錐彫左手綱(きりぼりひだりたづな)といって、この型紙のもとは縦縞。それを斜めに使って片付けをし、幅が足らないので横にも繋げています。色の濃い部分は霧を落とす深山染め。

こちらは、同じく江戸小紋師の藍田愛郎さんの作品「フランス縞」。愛郎さんは、藍田正雄さんのお弟子さんです。

人間国宝 児玉博氏の型紙を使用した作品です。型彫師は亡くなっても、型紙は生きて続けこうしてずっと作品が作られるのですね。

型紙も展示されていました。

伊勢型紙です。
後ろの景色までよく見せてしまうほど微細な縞の型紙。(上)

実際染め出したのがこちら。

写真が小さくて見えにくいですが(上)

ものすごい細さ!これ、きもので着たらカッコいいだろうなー。。。憧れ☆

そしてこちらが伊勢型紙を彫る道具。

彫刻刀のようなものがたくさん並んでいます。これで柿渋で染められた紙を彫っていくんですね。

この型紙の職人さんが本当に少なくなっている上、繊細な技術が受け継がれるためにはなかなか厳しい状況なのだそうです。

型紙があっての型染めです。

 

つづく。

 

あこや

 

 

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