勝山健史 織物展「要の美」へ Takeshi Katsuyama’s 18 AW collection

代官山のヒルサイドテラスで開催中の勝山健史さんの織物展に行って来ました!

タイトルは「要の美」。時代を反映し、着る人を美しくするために必要なきものと帯。用具としての美、必要とされる美、両面からのアプローチが込められたタイトルです。

いつも勝山さんの個展は、美しくセンスの良いお花が生けられています。主催する洛風林の堀江麗子さんのおもてなしかな。

今回は、袷の新作がずらり。楽しみにしていましたー!

こちら、勝山健史さん。最近お会いするたびにヘアスタイルが変化していて、4月の青山八木さんでの個展の時とまた違う!今日も素敵でしたよ♩

今回の作品には、勝山さんならではの箔使いがされた帯が並び見応えがありました!すごく素敵な作品ばかりでアドレナリンが!(笑)

勝山作品は、糸の美しさ、力強さはもちろんのこと、引き箔に関してのこだわりも強く、長年信頼を置いている箔職人の方と切磋琢磨しながら、勝山さんの理想の帯を作り上げていきます。

麗子さんによると、引き箔を使った帯は、高度な技術を要し、また高価なため年々減少傾向にあり、その中で新たな引き箔の織物制作に力を注がれるのは、代々引き箔の帯を降り続けてこられた勝山氏のルーツに深く関係しているのではないか、とのこと。新しいことにトライし続ける姿勢が、この魅力的な帯につながっているんですね。

勝山さんと。

お越しのお客様は着物の方も多く、皆さん単衣姿で。夏が来るな、と目にも爽やかな眼福な景色でした。

 

個展は13日(日)までですので、ぜひお時間ある方はご覧ください!

 

あこや

Leave a Reply

CAPTCHA