注染工場見学へ〜その②〜 tour of a dying factory for Yukata and Tenugui

さて、注染工場の続きです。
白生地を見せて頂いた次は、注染で使う型染めの型について解説いただきました。

この茶色い型紙は、昔ながらの柿渋で染められた渋紙で、文様の周りには絹で紗張りがしてあります。型染めの型紙の多くは伊勢や鈴鹿といった三重県で作られています。この型紙も伊勢型だそうで全て手彫りになります。

そしてこちらのオレンジ色の型紙。これは、いわゆる合成紙で、昔ながらの渋紙の型紙の弱点であった耐久性に優れ、非常に丈夫。現在、こちらの工場では、ほとんどこのタイプの型紙を使っているそうです。

合成紙とはいえ、きちんと三重県で手彫りで作られており、現在では主流の型紙です。500反くらい染めて行くとさすがにボロボロになるそう。

いかにも頑丈そう(笑)
さて、こんな型紙も見せて頂きました。
歌舞伎の中村勘九郎丈の手ぬぐいの型紙です。

漢字の勘と呂、そして、間に9本の線で描かれた格子。これで勘九郎を表しているんですね〜。洒落てるなー。

染めた手ぬぐいがこちら。

昨今は、捺染といってプリントが主流の手ぬぐいですが、歌舞伎界は、いまだに必ず注染で手ぬぐいを制作されるそうです。

さて、こちらの型紙は。。。吹き寄せのような。。。

こちらは、先日結婚されたばかりの片岡愛之助さんの手ぬぐいの型紙でした☆

そしてこんなのも見つけちゃいました。
先日亡くなられた九重親方の浴衣!なんだそうです。

昔は、お相撲さんの浴衣も全て注染だったそうですが、現在はコスト削減でほとんど捺染だそう。そんな中、九重親方は、注染の浴衣にこだわっていたそうです。その理由は、注染の浴衣は、通気性がよく着心地が全く違うからなんだそう。

さて、次からはいよいよ注染の作業フローを見学です!

The pattern of Chusen is used to be made of Shibugami but nowadays they use a kind of plastic paper because of its drability. We can see many interesting pattern such as Kabuki actors’ tenugui and Sumo wrestler’s yukata.

 

あこや

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