きものSalon主催☆道明ワークショップワークショップ⑤ domyo workshop

最後の仕上げを、森さんが見せて下さいました。房の整理です。

これ、自宅でもよくやりますが、やかんにお湯を沸かして出る蒸気に房の部分をさっと当てます。するとあっという間に房がまっすぐになり、櫛で整えるだけで美しい房が現れます。

それから、紙で房部分を巻き、巻いた紙からはみ出た部分の糸を断ち切れば完成です。

この房を巻く紙も専用に制作されているそうです。

よーく切れるはさみでジョキッ!結構アナログな作業ですが、これは全ての帯締めに毎回やっている作業だそうで、本当に手作りなんだな、と実感しました。

うふふ、完成でーす!

ピンク系の帯締めをあまり持っていなかったので、案外使えそうなのが出来たのですごく嬉しいです。奈良組も手持ちの中にはあまりなかったので、お気に入りに加えたいと思います。名前どうしようかな、なーんて。道明さんはデザインごとに素敵な名前がついているんですよね。これはお店にもないデザインということなので、おそらく名無し。

そんなことも自由に考えたいと思います。笑

今回のワークショップを終えて、職人の方々へのリスペクトを新たにしました。私にはとても真似できないし、組紐教室に通って上手になりたい、という気持ちにもなりませんでしたが(笑)、こういうプロセスで帯締めが大切に制作されていることを知る機会としては大変貴重な体験をさせて頂きました。

道明さんは高いから手が出ないなー、と思っているあなた。手組の帯締めの素晴らしさ、色合いの美しさをぜひ体験して頂きたい。機械織りの安い帯締めを何本も買うよりも、道明さんの帯締めを少しずつ揃えていくと、もっとコーディネートが楽しくなるのではないかと思います。買う価値のある一本かな、と思いますよ!

きものSalonさん、道明さん、楽しい2日間ありがとうございました☆

 

あこや

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