悩み多き團菊祭の装い~紅花紬に菊模様の手描き塩瀬名古屋帯~

團菊祭 千穐楽の日、東京の予想最高気温は29度。

1週間前から、何を着ようかず~っと悩んでいました。
だって、この時期、きもの選びは悩む要素満載。。。

悩むその①「5月下旬、単衣を着る?袷?」
最近の異常気象。5月でも夏日(25度)を越す日も珍しくないですよね。
昔のきものカレンダーでは、単衣は6月、9月と言われていました。
それに合わせて頑張って袷を着れば、汗だく。。。見た目にもやや暑苦しいかも。
最近では、5月は単衣が定着しつつあります。が、しかし、今回はそこをすごく悩んだのです。。。

悩むその②「歌舞伎座、千穐楽、何を着れば。。。」
歌舞伎を観に行くときのきものの装い、悩む方も多いと思います。
基本的には、観劇ですからおしゃれを自由に楽しめばよいと思いますが、新春や襲名、杮落しなど、お祝いムードが漂うときは盛装するお客様が多いのも事実。座席の階数や場所などによってもふさわしい装いがある、という方もいます。今回は、團菊祭でもあり、千穐楽。しっかり盛装しても全く問題ない場。単衣の盛装。。。あんまり持ってないよ。。。(涙)手持ちのきものリストを紐解きながら悩みました。

悩むその③「歌舞伎に紬はNG?」
天気予報を考えると今回は単衣以外の選択肢はない、と考えていましたが、紬はどうだろうと検討していました。歌舞伎には、やわらかものを(染めのきもの)とよく言われます。格があるきものを着るべき、ということなのでしょう。織のきものはどこまでいっても格で言えば染めのきものより格下。でも、おしゃれを楽しむ方たちには紬は人気。紬自体がNGではないとおっしゃる方もいます。今回の観劇は、昼の部だし、1階席でも端の方。紬でもものを選べばいいかしら。。。
ということで、今回の私の選択は、、、

ブルーのグラデーションが涼しげな紅花紬の単衣を選びました。
光沢があり、織に特徴が合って風合いはお召のような感じです。遠目で見ると、染めの無地きものにもみえるかな、ということで歌舞伎にもOKと判断しました。

これ、先日ご紹介した仕立て屋 凛さんにお願いしたものです。→仕立て屋 凛さんに伺ってきました

帯は、團菊祭ということで菱菊模様の手描き塩瀬名古屋帯を選びました。この帯、最近ヘビーローテです。

帯留は、以前ブログでも紹介した北村千絵さんという作家さんのもの。三部紐は京都 伊藤組紐店
最近気になる可愛い帯留@「iichi」

歌舞伎座はきもの姿の人でいっぱい。装いも様々でしたが、やはり圧倒的にやわらかものが多かった気がします。もちろん紬の方も結構いらっしゃいました。訪問着、付け下げ、小紋、みなさんそれぞれの装いを楽しんでいらっしゃいました。一緒に観劇したお友達の装いも紹介します♡

はんなりピンク色に菊の模様の付け下げ。単衣です。

とっても上品な雰囲気でたまご色の織の名古屋帯との合わせも素敵。涼やかな色味の帯揚げと帯締めが全体を締めますね。

こちらは、淡い藤色の江戸小紋、鮫小紋です。こちらも単衣。同系色のモダンな絵柄の名古屋帯を合わせています。地色が白っぽく季節に合った全体的に軽やか印象の取り合わせ。彼女は背が高いので、女性らしい藤色をシャープに着こなしていて素敵です。

久しぶりに会えて嬉しかったな☆3人とも格もバラバラで自由な感じ(笑)ですが、それぞれの個性が出ておりおもしろいです。それぞれ地色が違って並ぶと良いバランスでした。

あこや

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