八月納涼歌舞伎「新版 雪之丞変化」へ~その②~ Kabuki Theater in August

久しぶりの観劇、この日の私の装いはこんな感じ。

染織家 牧山花さんの軽やかなきものに、京都の勝山健史さんの名古屋帯を合わせました。花さんは、夏のきものを中心に制作されている作家さんで、ご存知の方も多いと思いますが、繊細な縞のデザインが特徴的でとにかく軽やかな美しいきものを作られます。

初めて花さんの作品に出会ってからもう数年経ちましたが、長年作品の美しさには強烈に魅かれながらも、自分ではなんだか着こなせないような気がしていて、実はなかなか手が出なかったのです。

花さんの個展などを通じて( 過去のブログ⇒牧山花 はなころも展 )、花さん自身のこと、作品のことをよくよく知るほど、「やっぱり私も着てみたい!」という気持ちが強くなっていきました。そんな時、青山八木さんでこの一枚に出会いました。

きものは、生成り地に、どんぐりとコチニールで染められた糸により、かすかな格子模様が見えます。遠目では無地に見えるのですが、とっても素敵。
コーディネートは、 アップで見ると、帯締が帯から浮いてる感があるんですけど、遠目だとこれくらいの主張のある帯締でこの日はトータル丁度良い感じだったので、道明さんの糸竹を選びました。

光にかざすとこの透け感。

美しいでしょー???
これなら、私も着られるかな、うん、着てみたい!と思った次第。ずっと生成りっぽい羽衣感の強い夏のきものが欲しかったので、大満足でした。納得できるまで考えて待った甲斐がありました。

歌舞伎座で待ち合わせしていたお友達に、開口一番、
「なんて涼しげなんでしょう!」と言っていただき、ルンルンルンルンー♪牧山花さんは、来年、青山八木さんで個展があるそうなので、楽しみにしていてくださいね。

さて、この日のヘアスタイルも秀逸でしたのでご紹介!

つるりん丸~~!
私の髪の毛どこへいったー。どこからどう見ても、球体(笑)!

球体にしてほしい、という私の謎のオーダーにも、ちゃちゃっと答えてくださいました。見切れてちょっと映っているけれど、ヘアスタイリストの池田睦美さん、いつも本当に素敵に仕上げてくださりありがとうございます!!!

池田さんに会いたい方は、銀座へGO!フリーのスタイリストさんなので、予約方法を知りたい方は、ブログでお問い合わせくださいね。お知らせしますー。

あこや

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