☆お正月の特別感☆絞りのきもの
お正月は、みなさまは、どんなきものをお召になったでしょうか。
日本人がきものを着てみたいと思うイベント(シーズン)として、お正月は結婚式などと並び筆頭にあげられると思います。そんな季節にふさわしい「きもの」というのは、一体どんなものでしょうか。
○華やかでおめでたい印象を与える装いであること
○年頭にふさわしく、格式・格調高いものを選ぶこと
こうしたことを踏まえ、このブログを読んで下さっているみなさまも、
訪問着や色無地、華やかな小紋など年始にふさわしいものを選ばれたのではないかと思います。
お正月のテレビの世界も、きものを着たタレントさんが花を添えています。センスのいいきものを着ているのは誰かなと、ついつい探してしまいます。そんな中、素敵なきものをお召しになっている方を見つけました。
竹下景子さんが、お召しになっていたのが、藤色の総絞りのきものです。
※テレビの画面を撮影しました。勝手に掲載させて頂いています。ご了承ください。
絞りのきものは、その制作工程を学べば学ぶ程、伝統技法の粋という程素晴らしいものだと理解しています。が、若干の昭和っぽい印象があって、実際に着るのは非常に難しいなと感じることがありました。なので竹下景子さんのこの装いには、はっとさせられるものがありました。とっても上品で華やか、且つ、総絞りだとわかれば、誰にも負けない無敵感があります(笑)
絞りの中でも総絞りのきものは、昔から振袖などにも多く使われているように贅沢の極み。お正月などのハレの場に着るにはぴったりのきものと言えますよね。本当に綺麗~。
品がいいです。この色味がポイントですかね。きもの自体もそうですが、そもそも着付けがきちんとしているか、また、着ている人の所作で、印象はガラリと変わります。格調高い品の良いきものを着ていても、それを生かすも殺すも着ている人次第!着こなしが大切なのです!
母から譲り受けたこの総絞りのきものは、そうした理由からもちろん一度も袖を通していないのですが、このどぎついグリーンがやはり敬遠させているポイントでしょうか。。。これも上品に着られるかな。
絞りは、特別感を装うという意味でも、お正月にはぴったりのお着物ですね。
こうした女優さんの着こなしは、すごく参考になりますね~。
あこや
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