ボンジュールきもの、パリに行く④ bonjourkimono goes to Paris!
ルーブル美術館に来ました。パリ観光でのto do listで欠かせないスポットですが、私もパリに来る度に訪れます。今回は美術好きの友人のガイドで回りました。

こちらは、相変わらず世界中からの訪問者でにぎわっていました。事前に友人が予約をしてくれていたので、すんなり入場。
ルーブルの所蔵作品は約40万点弱。世界の名だたるMOMAや大英博物館と比べると決して所蔵規模は大きくないのですが、ルーブルがこれだけ有名なのは、その40万点の所蔵品のクオリティの高さ。そこが魅力です。常時展示されているのは3万5千点ほど、それを一度で観るのはとても不可能ですから、毎回、その時の自分が観たいものを中心に回る、というのが良いですよね。
今回、最初に目指したのはこちら。

キクラデス文明(エーゲ海文明)に制作された大理石による彫刻。新石器時代から青銅器時代初期にエーゲ海のキクラデス諸島に栄えた文明で、年代は紀元前3000年頃から2000年頃。
どうです?綺麗だし、可愛いでしょ?すっかり気に入ってしまいました。(笑)

一緒に記念撮影(笑)
まるで、ブランクーシの彫刻の様。キクラデスの彫刻が先に作られているのだから例えがおかしいですが(笑)、紀元前3000年にもうこれだけ美しい彫刻が生まれている。「もうこれを超えられるものなんて出てこないんだ」、というのは横で熱く語る友人。でも、本当に同意!私たち人間は進化?しているのかしら、そんなことを考えました。

この彫刻の前には、たくさんの子どもたちが授業で訪れていました。みんなとってもかわいい。学校の授業でルーブルに来られて幸せだね。
次はイスラム文化エリアへ。過去、ルーブルがイスラム圏からの観光客を呼び込むため(もちろんそれだけではないけどw)に整備されたといわれています。
巨大なモザイク~。

モザイクがとっても好きです。しかしながら、これだけ巨大なモザイクを一体どうやってここに運んできたのかと驚きます。友人の説明では、モザイクの上に糊を置き、絨毯を丸めるように床からはがし、筒状にして輸送し、糊を除去して展示するとか。すごい。
次は、おとぼけライオンちゃん。

可愛い(笑)
ライオンは、どの時代もどの文明でも、強さの象徴として登場しがちですが、この子は口からお水が出るタイプのライオンちゃんだそう。
イスラムの美しい色彩のお皿。

タイプ〜。
少し別の世界に進みます。
ニケさんを通過。

相変わらずの荘厳さです。勝利の象徴という風格に溢れています。

モナリザは相変わらずの大人気!近くに行くのはあきらめました。
イタリア美術エリアに。とっても素敵な木像に出逢いました。

舟越桂さんの彫刻みたいですが、肌の質感といい、美しい…。
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今回も3時間くらいウロウロしながら、色んなお気に入りが見つかりました。楽しかった!
つづく
あこや
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