湿気は絹にはいい!? humidity is good for silk

暑いですね。。。

東京は、今日の予想最高気温36度。毎日、溶けてしまうのでは、、、という気分です。気温が高いのと、太陽の日差しが強いのに加えて、やはり高湿度というのがぐったり来ますよね。まるでミストサウナにいるようです。日本も東南アジアの国々の気候と変わらなくなってきた気がします。
さて、真夏のアジアの湿度というのは、人間には厄介ですが、絹にはどうなんだろう…

こちらは、先日、とある織物工房にお邪魔した際みせていただ機織りの足元です。

土が引いてあるのがわかりますか?
この土は、その時の気候に合わせて湿度を調節し、真上に張られる経糸の状態を自然に整えてくれるという、古来から続く知恵だそうです。絹は、湿度が高い地域の方が生産や制作に向いていると言われています。

以前お邪魔した絹の産地 京丹後も、湿度が高く絹糸の生産に向いているとお聞きしました。富岡製糸場がある群馬県碓氷などもそうでしょうね。

それにしても連日の猛暑。これはどういう影響が養蚕や絹にも出るのか、少し気になるところです。

Humidity is essential for sericulture and silk reeling. When I visited one weaving studio, I found an interesting weaving loom. As you can see, there is some soil on the ground which is for controlling humidity. It was wonderful that they keep following traditional tips for weaving.

 

あこや

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