桜の京都へ☆きもの巡り☆京絞り寺田 ~その⑤~ Short trip to Kyoto:Kyo Shibori Terada

ぎをん齋藤さんを後にして向かったのは、先日東京でも展示会をされておられた、京絞り 寺田さんのアトリエ。

もうすっかり夕方(笑)。。。時の経つ早さに驚きです。

寺田さんのアトリエは、以前、きものSALONのワークショップでお邪魔した以来でしたので、実にお久しぶりでした。

当時のブログ⇒きものSalon主催「京絞り帯揚制作ワークショップ」at 京絞り寺田〜その①〜
※ちょうど2年前の記事ですが、この頃はまだ、自分の顔をかくしてブログ、書かいてたんですね。。。笑

寺田さんのこのアトリエは、祇園祭のころになると鉾が目の前に出るので、その期間は全ての荷物を外に出して、と毎夏大変なのだそうです。以前、私も祇園祭の際にお邪魔しましたが、大きな美しい船鉾がこの町の鉾です。



この荷物を全部出さないといけない、というのは一苦労ですね。。。

でも、こうして古くから伝わる京の町屋をリノベーションして、こうしたキモノ関係の方のアトリエとして使いながら後世に残せるようにしていく、という試みは素晴らしいですね。
今回も、絞りについて沢山いろんなお話をしてくださり、また、アトリエにある作品を時間の許す限りご披露してくださいました。

絞りのお話を伺っていつも心が痛むのは、やはり絞りの職人さんが激減している、ということ。絞り、と一言で言えど、その種類はたっくさんあって、中には、もう職人さんがもういないため作れない絞りもあると、、、。絞りの技術は中国へと言う話もありますが、やはり日本人の職人さん特有の「いい塩梅」というのがあるそうで、なかなか技術保存は課題、ですよね。

生徒さんも、絞りの愛らしさ、美しさ、制作工程など、教えていただき、大満足な時間でした。寺田さん、ありがとうございました!

We visited Kyo Shibori Terada to see his works with shibori ( https://en.wikipedia.org/wiki/Shibori ) My students were so excited to have his lecture and see and touch the Shibori works.

 

あこや

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