沖縄への旅☆琉球の織物を訪ねて☆宮古上布 新里玲子先生~その⑯~ Discover the okinawa weaving
工房では、機が一台ちょうど動いていました。
美しいグリーンの糸が掛かっています。
周りには加湿器が置いてあります。
苧麻糸は乾燥するとぶちぶちとすぐ切れてしまうため、ほぼ年中加湿器をたいた状態で織りの作業をされるのだそうです。
先生の作品を少し見せて下さいました。
こちらは藍色の宮古上布に絣模様が全体的に階段状の線を描くように配置されています。
美しい夏のきものです。触れば軽やかで、とにかく織りが美しい!
最近、綺麗な色がとても気になってね、ほんの少し入れて織ってるの、と絣柄を指差す先生。
なるほど!絣の横縞にうっすら赤というかピンクのような色が織り込まれているのがわかりますか。遠目で見るだけではぱっと見はわからない程度の赤。すこしでもこういった色味が入ってくると女性らしい可愛さや、柔らかさが出てきますよね。
綺麗な色を着たい!それは女性共通の変わらない想いですね。
新里先生、お忙しい中ありがとうございました☆☆☆
さあ、宮古島の旅も終盤。次なる目的地へGO!
つづく
あこや
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