武蔵大学教授の丸山伸彦先生の講義です。今回は、2週にわたって現代に残されているきものについて、美術史の立場から改めてその意味を問います。一部ですが講義メモです。 ~パート1~ ●現代に伝わるきもの、どうして現代まで残って […]
カテゴリー: 学びの場
染織文化講座Ⅲ.2回目のこの日の講師は、京都を中心に活動されている染織家の村上良子先生。 村上先生は、染織家 志村ふくみ先生に師事。今年で作家活動40年になるそうです。この節目の年に「日本工芸保持者賞」も受賞され、大変注 […]
秋の染織文化講座が先週からスタートしました。 初日の1限目は、彫金の人間国宝 桂盛仁先生による講義です。一見きものに彫金?と思われるかもしれませんが、帯留などに用いられる彫金は、きものと仲良しの関係。こうした機会にしっか […]
いよいよ藍染めの工程へ。 糊が良く乾いた生地を水の中へ。 その後、伸子(しんし)と呼ばれる両端に針がついている棒を引っかけ、藍甕の中へ。 落ちたらどーしよう、という感じの藍甕です。(笑)松原先生みずから、藍甕に浸けてくだ […]
糊置きを進めて行きます。糊を全体的に均一にのばしていくのが本当に難しい、、、。 均一に糊が置けたところで、先生のチェックを受けて、型紙をはずします。 先生による、はみ出た糊の除去作業中。。。 この後、自分の名前を入れて行 […]
長板中形という染織技法は、江戸の浴衣作りに用いられた技法で、中形とは紋様の大きさのことを指します。小紋よりも大きく、大紋よりも小さいために中形といわれたのが最初だそうです。 型紙が生みだす粋な文様、長板で型付けし、藍一色 […]
齊藤先生の工房を後にし、次に向かったのが長板中形の松原伸生先生の工房です! こちらが、松原先生。 かなり雨が降ってきてしまい、きもの姿が多かった我々を車で何度も往復して送迎してくださって…。とっても優しい笑顔が素敵な方で […]
糸を染める工程を実際に見せて下さいました。 今回は、ヤマモモで木綿糸を染める工程です。 これが、ヤマモモの染料。これを染めたい色に合わせて水を加えながら調節していきます。 唐桟織ではこの染料の加減の見極めを舌で判断するの […]
館山の唐桟織が広く世に知られるようになったのは、齋藤裕司さんのおじいさま2代目の豊吉氏の時代。豊吉氏の技術が、当時民藝運動で有名な柳宗悦に認められたのがきっかけだそうです。 昭和29年に唐桟織製作技法保持者として、千葉県 […]
染織文化講座の1DAYトリップに参加しました。 今回は房州唐桟織(とうざんおり)の齊藤裕司先生の工房と、昨年、日本工芸会で高松宮賞を受賞された長板中形の松原伸生先生の工房を訪ねて千葉県へ!あいにくのお天気でしたが、充実の […]